今では一般戸建てからマンション、アパートまで必要性が高まっている「宅配ロッカー」ですが、今回はオーナー様のご厚意で導入させていただきました宅配ロッカーをご紹介させていただきます。
今回導入した経緯は「1Kの一人暮らしでは荷物を受け取る事が大変だろう」「少しでも快適に過ごしていただきたい」というオーナー様の想いから導入が決定しました。
まず相談されたのが「どのようなロッカーで何個くらい必要か」という事。
現在、宅配ロッカーを検討しているアパートオーナー様もこの記事を参考にしていただければと思います。
賃貸物件にはシンプルで壊れない宅配ロッカーがベスト
宅配ロッカーの種類や金額は千差万別。
屋外、屋内のものから戸建て用、マンション用など様々です。
中でも大きく分別されるのが「機械式」と「電気式」
結論から申し上げますと、賃貸物件では「機械式」を圧倒的におすすめします。
機械式宅配ロッカーが賃貸物件におすすめな理由
電気工事が必要な電気式と違って機械式では設置するのみで利用が出来る事が最大のメリットです。
昨今の宅配ロッカーはスマートフォン、インターフォンなどと連動して着荷を知らせるシステムなど機能は充実しておりますが、当然イニシャルコストも高額になる反面、構造が単純な機械式宅配ロッカーは安価で購入する事が出来るのもメリットになります。
また、液晶パネルやタッチパネルなど高機能な製品は管理員さんが常駐している物件なら不測の事態に即座に対応できますが、賃貸アパートなどではそれも難しくなります。
- 電源が必要(中にはインターネット回線が必要)
- 定期的なメンテナンス
- 高機能が故のエラー
- 電気代
単純な機械式はダイヤルや鍵による開閉なので故障も少なく、何よりも安価な事で賃貸経営において収支のバランスに優れている事はオーナー様にとって最大のメリットとなるでしょう。
選定のポイント
・電気を使わない事(新たな電気工事が不要)
・壊れにくいもの
・扱いやすいもの
今回設置した㈱ナスタ「プチ宅」
今回は株式会社ナスタ製の「プチ宅」をご提案させていただきました。
こちらの商品は設置するだけで利用可能、操作も機械のボタンで解りやすく入居者にも好評の製品です。
別売りの袴を追加して雨対策を行い、アンカー固定したものになります。
BOXの数は?
今回は1Kの一人暮らし向け8世帯のアパートでしたが、BOX数は3つにしました。
BOX数は多ければ良いですが、その分高額になりますし、故障リスクも上がります。
当社での実績や利用状況と、その他運用ルールをしっかり決めていれば総世帯数の約20%~30%で十分運用可能です。
今回設置の概要
物件:単身向け1K
住所:相模原市緑区
世帯数:8世帯
設置製品:㈱ナスタ 宅配ボックスプチ宅ユニットKS-TL01R及び専用幅木H100
賃貸オーナー様で宅配ロッカーの設置を検討されている方は是非参考にしてみてください。
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