横浜線にある矢部駅の歴史についてお話したいと思います。
相模原駅と淵野辺駅の間にある駅の中間にある矢部駅ですが、相模原市内で営業をしていると、
「この矢部駅だけ中途半端な場所にありますよね?」
「個々の区間だけ駅が密集しているのは何故ですか?」
などお客様が興味深く、疑問に思うことが多くあります。
ですので、今回は矢部駅の歴史何故この場所に駅ができたのか、記事にしました。
横浜線の歴史
矢部駅の歴史に触れる前に、まずはこの横浜線沿いの歴史を説明いたします。
この横浜線ですが、現在は相模原に住んでいる方がほとんど利用をした事がある沿線になりますが、開業したのは約100年前の1908年(明治41年)9月23日に八王子、甲信地方から生糸を横浜に輸送するため、横浜鉄道によって開業されました。駅は八王子駅から東神奈川駅と今と変わらずの区間となっております。
矢部駅の歴史
矢部駅ができた経緯ですが、これまた当時ならではの事件からこの駅が誕生していました。
今から約72年前、在日米軍相模原総合補給廠に居た、在日アメリカ人が、相模原駅から淵野辺駅まで向かう区間にちょうど補給廠があり運転士に止めるよう強制しそこから降りるようになりました。
それが現在の矢部駅の場所になるそうです。最初は駅としてではなく、相模仮乗降場として開業し、約7年後駅として昇格し、矢部駅誕生いたしました。
現在の矢部駅
現在の矢部駅では学生や、ファミリー層、一人暮らしの方など、多くの方住んでいる地域になります。
矢部駅周辺には、スーパーやコンビニ、ファミレスなど生活のしやすい環境に変化してきました。この地域は平坦な地形で自転車や徒歩移動が楽に行動できる場所となっております。
是非相模原駅から淵野辺駅までの区間をご検討されているお客様がいらっしゃいましたが、この矢部駅も中心として探すのはいかがでしょうか?
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